The ABEE(ジ・エイビー) -気がつけば、月間2万PV

札幌でシンガーソングライターとして、ソロで音楽活動を行っておりますThe ABEE(ジ・エイビー)のブログです。おかげさまで、月間10,000PVを突破致しました。普段自身の公式サイトでは語らない事などをこちらのブログにて書かせていただきます。


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音楽の聴き方は変わった -まだ見ぬ自分なりの聴き方を求めて。

 

読者になって下さった方々に感謝です!
本当にありがとうございます!!
改めまして…コチラの個人ブログですが…普段公式サイトでは書く事のない、日常で考えてしまう物事をアウトプットしたり、自身の作る音楽に関して話したり、
自分が好きな音楽に関して色々書いているというブログでございます。
今後とも、宜しくお願い致します!

 こんにちは!
Japanese Sapporo Singer Song Writer (Japanese札幌シンガーソングライター)
The ABEE(ジ・エイビー)です!!

 

さて、前回は

www.theabee-blog.com

「情報の発達・変化と私達リスナーの変化」

に関してたくさん書いておりました!

 

私は好きな音楽がたくさんあるので、

書くとなったら記事を何枚にも分けて書かなければいけないので、

今回は割愛させていただきますが(汗)

 

私は小さい頃、ラジオやテレビから流れる音楽というものが大好きで…

ラジオなら洋楽のブラックミュージック(R&B,ファンク,ソウル等々…)や明るいポップスを好んで聴いていて、

テレビなら邦楽のポップ(いわゆる90年代J-Pop)や邦ロックを楽しく見て聴いておりました。

特にテレビから流れる邦楽の90年代Jポップを焦点に当てて、

あの時代、なぜCDがミリオンヒット出る位たくさん売れたのか…

を書いたと同時に、そこから見える我々音楽リスナーの変化というものを

書かせていただきました。

私自身は現在進行形で音楽活動を行っているシンガーソングライターですが、

※参照

www.the-abee.com

 

根っこは音楽が大好きな音楽マニアな面がありますし…

音楽活動を行うものであると同時に、それ以前に
一人の音楽リスナーでもある訳です。

1リスナーとして、人々の音楽の聴き方・捉え方・価値観の変化等々は

どことなく感じ取っておりますので、

自身がそう感じる背景も考えつつ書いております。

 

私達が過ごした(…といっても現在の20代半ば以降の方々が対象になりますが)

90年代というのは、情報発信においてはまだテレビ・ラジオ・雑誌や新聞等のマスメディアが力を持っていましたし、情報発信の中心でもありました。

その中で我々が音楽(今回は邦楽に焦点を当てます)を聴く手段としてはテレビ・ラジオは勿論の事ですが…

「音楽という一つの作品」をしっかりと聴くのであれば
CD(コンパクトディスク)を買って(又は借りて)聴くというのが
音楽作品を聴く手段の一つでした。

レコードやカセットテープも勿論健在でしたが、

やはり需要はCDの方が強かったです。

 

CD自体は80年代後半からあったと思いますが、

90年代に突入してから音楽作品を聴く媒体は圧倒的にCDが主流になりましたね。

シングルCDなら8cmのCDとして(00年代から12cmメインになりましたが)

アルバムCDなら12cmのCDとして

CDショップに並ぶようになり、

当時情報の中心であったテレビ・新聞・雑誌・ラジオ等のマスメディアから提供される音楽情報を見て
「この曲が欲しい!」という事でたくさんの人がCDを買って、いつの間にか売り上げ枚数100万枚超えが連発する…という背景があったから、

90年代の邦楽はヒットを量産したのかなと考えております。

勿論、アーティスト・バンドさんの楽曲のクオリティーが優れていた

というのも大きいですが(勿論、10年代でも良い楽曲は沢山ございます)、

我々はメディアから一方向的にしか音楽情報を受け取る事が出来なかったので、

その(今と比べたら)限られた音楽情報を中心に「この音楽が良い!買おう!」という気持ちが生まれ、買ったCDが「ヒット曲」として世間から認定される。

気がつけば周りの人々とそのヒット曲を共有していて、気がつけば我々は知らず知らずのうちに多くの人と流行りのものを共有していて、

自然と「流行」や「ブーム」というものを形成して行ったのかなと。

90年代の音楽に関しては、その流れが強かったのかなと感じます。

 

これは90年代批判でもなければメディア批判でもございません。

今と比べたらある意味情報が未発達だったかもしれない90年代…

その中で限られた情報源を世の中の半分以上の人々がシェアして

ヒット音楽というのがたくさん生まれたのかなと考えております。

 

 

前回は上記のような事を書きましたが、ここからが本題。

 

2000年代(ここでは00年代と表記します)に入ると、

パソコンで使えるインターネットやWebサイトのツールが本格的に

普及して行き、携帯電話の所有も徐々に増えて行きました(携帯又はスマホは、

現在では一人一台という状況です)。

その中で、インターネット(ネット)を通じて音楽が聴けるようになりました。

更には映像も音声付き動画も見れるようになりました。

現在では動画共有サービス(YouTubeやニコニコ動画etc…)で、

動画を通じて音楽が聴けるようになる時代になりましたね(権利者が公式でアップロードしている動画もあれば、権利関係そっちのけで違法アップロードされている動画もあるかもしれませんが…(楽曲Coverだと、話はまた別になるかもです))。

 

まだ動画共有サービスが普及する前から、

有料で「音楽配信」というフォーマットのものが出て来ましたね。

データのみで具体的な形の無い、mp3の音声形式での音楽。

CDにとって代わるのかというのがあったかもしれませんが…

結果的にネット上でお金をかけずに見れる

音声付き動画の方が圧倒的に需要がありましたね…。

 

「ヒット曲が出ないのは、CDも音楽配信も売れないのはネットのせいだ!」

って思いますか?

 

いえ、私はそうは思いません。

 

CDに関しては、ネットが普及していなかった頃は

テレビ・ラジオ・雑誌等のメディアが音楽を知るための手段だった。

だから自分の好きな音楽が、同じアーティスト・バンドが好きな人々が身近にいた(友人や恋人など)から、共通のアーティストや音楽で話題を作れる流れが沢山あった。

そして好きなアーティスト・バンドさんの新しい曲がリリースされたらそのCDを買いに行く…その共通・共有できる人々が周りに・全国に沢山いたからヒット曲が生まれ、CDは沢山売れたのではないかと考えます(考察不足だったらすみません)。

 

ネットが普及して一家に一台どころか一人一台パソコンやスマホ(携帯)を持つ世の中になった今、

自分で好きな音楽・興味のある音楽を検索すれば、

その情報を気軽にゲット出来、気に入ればその音楽・アーティスト・バンドさんのファンになる事が可能です。

要はテレビ・ラジオ・雑誌等の限られた媒体に頼らなくても

自分で知りたい情報だけ、聴きたい音楽だけをチョイスして聴く事ができる。

昔よりも他の人と音楽を共通・共有する割合がごく自然と減って行ったんですよね。

 

つまり…

昔→限られた媒体でしか音楽情報を知る事が出来なかったから、
好きになる音楽の選択肢が限られていた。

その限られた選択肢の中から

好きな音楽を・CDを買う。他の人も同じ状況である。

共通の音楽が好きな人が増える。

それの総和がヒット音楽やヒットCDを出す要因となった。

 

今→昔よりも格段に選択肢が広まった。
限られた媒体に頼らなくても良くなった。

選択肢が広い状況で、

自分の買いたい音楽を買う・聴きたい音楽を聴く。

共通の音楽が好きな人の総和が減って行った。

それ故にヒット曲が出にくくなった。

 

…という感じでしょうか。

 

CDに関しては「この音楽が好き!」って心のそこから思って

CDを買っていた方は勿論ですが、「みんな持っているから私も買わなきゃ!」

みたいな感じでCDを買っていた方々も、もしかしたらいらっしゃるかもしれません。

 

情報が徐々に発達して行って、

その中でも「この音楽が好き!」って心の底から思って
CDを買っている方は今でもいます。スゴく素敵だと思います。

 

一方で「みんな持っているから私も買わなきゃ!」の人は、

広い選択肢で、多方面から流れて来る情報を見て

「みんな何を持っているのか」「何が流行りなのか分からない」

という感じになってCDを買わなくなったのでは…?

 

…と考えます。

 

要はCDが売れないのは、

情報に関する選択肢が広まり、

以前は作れたであろう流行が作り辛くなったから

CDの需要が減ったのではないかな

と私は考えてしまいます。

 

ネットが普及して選択肢が広まったのは、私はポジティブに肯定します。

「自分が本当に好きな音楽はどんな音楽なのか」を真剣に見つける機会が増えたから、

私は肯定的に見ます。

きっと多くの方々が広い選択肢の中で、自分が好きな音楽を

素直に見つける機会が増えたから、

以前のように共通の音楽が好きな人の総和である「流行り」が作れなくなってしまった

…というのが私の考えです。その流行りや流行というものが自然とCDと結びつかなくなってしまったから、CDの需要が減ったのかなと感じます。

 

音楽配信に関しては、

ある時期まで伸びましたが、ある時期で落ちました。 

自分で資料を見つけて来たのですが、

権利の関係上(?)

アップ出来ませんので、手書きで我慢して下さい!(笑)

f:id:the-abee:20170409091242p:plain

出典:社団法人日本レコード協会 有料音楽配信売上実績の推移 より一部参照して

手書きで載せました(見づらくてすみません!)。

 

ご覧いただければ分かるのですが…有料の音楽配信のフォーマットは

2009年までがピークで…それ以降、2010年からずっと下がっております。

 

なぜ2010年から音楽配信も売れなくなってしまっているのでしょうか…?

 

私の知る限りでは、YouTubeもニコニコ動画も2007年からその存在を知っておりまして(YouTubeのサービスが始まったのは2005年から。ニコニコ動画が本格的にサービスを開始したのは2007年頃から)…動画共有サービスが普及し始めたこの時期でも、

まだ有料の音楽配信は売れていたんですね。

 

これらのデータを見た時に、

「CDが売れないのは~、音楽配信が売れないのは~、」

っていうのは

必ずしも、ネットのせいではない。

と考えてしまいます。

 

きっと2010年以降、音楽を聴く(私も含む)リスナーは、

自分でも意識していないのかもしれないけれど、

昔と比べたら

音楽の楽しみ方が大きく変化したのかなと感じております。

 

私は、CDというのは一つの素晴らしい音楽作品だと考える事もございます。

今でも音楽作品としてCDは買います。

有料配信だって、楽曲を単品でチョイス出来るから便利です。

 

でも日本全体どころか、世界全体が…

我々が今まで考えていたそれとは違う変化をしているんですよね。

 

私にとって音楽は生活の一部です。

でもそうでない方もいらっしゃる。

 

何というか…

きっと2010年に入ってから、

「お金をかけて音楽を聴くなら、自分が本当に聴きたい音楽にお金をかける!」

という感じで、音楽を購入する基準を絞った方々が増えたんじゃないんですかね…?

 

こういうのも変ですけど…人それぞれの価値観は多様ですので、

ネットの普及と情報の発達・進化によって、

人々が胸の内に閉まっている「人それぞれの価値観」というものが

現実の世界にも影響を及ぼしているんじゃないのかなと感じております。

 

きっと音楽リスナーの変化というものも、

自分の胸の内に閉まっていた「自分なりの価値観」が

情報の発達を機に、知らず知らずのうちに表に出て来たんじゃないかなって。

 

…ちょっと抽象的な表現になってしまい、すみません。

でも世界は…自分でも上手く表現出来ないほど、確実に変化している。

昔以上に「自分」というものを主張しやすい世の中になった。

ゆえに考えて発言しなければいけない事も多くなった。

 

その中で、音楽はどう進んで行くんだ…?

 

そんな事をたくさん考えてしまう今日この頃です。

 

今回はここまでで、一旦終わります!

 

1人の音楽リスナーとして、まだ自分でも知らない

「音楽の聴き方」を探して行きたいですね。

 

楽しく聴けばいいじゃん!という意見もございますが、

私は

「音楽の聴き方を模索する」事を楽しむ!

というのも音楽の楽しみ方なのかなと考えております♪

それではっ!

 

#theabee


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