The ABEE(ジ・エイビー) -気がつけば、月間2万PV

札幌でシンガーソングライターとして、ソロで音楽活動を行っておりますThe ABEE(ジ・エイビー)のブログです。おかげさまで、月間20,000PVを突破致しました。普段自身の公式サイトでは語らない事などをこちらのブログにて書かせていただきます。


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変化して行く事もロック、不変を貫いて行く事もまたロックンロール! -AC/DCとMotörhead

どうも、こんにちは!先月月間10,000PV達成しました
Japanese Sapporo SingerSongWriter
The ABEE(ジ・エイビー)です!

 

前回の記事、読んでいただきまして本当にありがとうございました!!

www.theabee-blog.com

 

ロックの起源から辿り、その根っこにある「ブルース」から話を始め、

そこから様々な過程を経て1950年代のロックンロールの誕生と終焉。The Beatlesの登場によるロックンロールの復活、Bob Dylanの影響力によりロックがフォークサウンドに接近、ディランもロック(バンド)サウンドに接近する1960年代前半。

そしてブルースロックやサイケデリックロックの登場と

Jimi Hendrixによるギターロックの進化が急速に進んだ60年代後半…

前回はその中でも、
1969年にデビューしたイギリスのロックバンド

Led Zeppelin

に焦点を当て…

ゼップの登場により、

そのサウンドと衝撃は、

1970年代以降のロックバンドの・

ロックの方向性を決定づけた

という事を書かせていただきました。

 

もともとヤードバーズ(エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジミー・ペイジが在籍していた事で有名なイギリスのバンド)のギタリストであった

ジミー・ペイジがバンド活動後期の中心人物となり、メンバーの相次ぐ脱退の中で

「ニューヤードバーズを作ろう」と考え、

ボーカルにロバート・プラント

ベースにジョン・ポール・ジョーンズ

ドラムジョン・ボーナム

を加え

ギターにジミー・ペイジがリーダーとなる形で、そのままニューヤードバーズから

Led Zeppelin (レッド・ツェッペリン)

へとバンド名を改名。

 

1969年のファーストアルバムのデビューから既にそのサウンドは完成されており、

ハイトーンボイスでワイルドに歌い・叫ぶボーカル。

これでもかという位既存のフォーマットをぶち破るかのようなギターソロを弾きまくるギタリスト。

パワフルで強烈なドラムプレイ・力強いビートで多彩なドラムを叩くドラマー。

その強烈なメンバーの演奏の中で、確かな演奏能力で楽器隊の動きを支え・まとめるベーシスト。

 

この4人によるLed Zeppelinのサウンドはいつしか

ハードロック

と呼ばれるようになりました。

その衝撃は70年代・80年代以降のロックバンドの方向性を決定づける程の

影響力となり、ハードロックのフォーマットが伝統あるロックサウンドを作り上げて行く程の功績を残していると感じております。

 

特に70年代前半~中盤にかけては

同年代のバンドにも影響を与えており、

Deep Purpleがゼップのハードロック サウンドをヒントに、シングル「Black Night」やアルバム「Deep Purple in Rock」でハードロックの路線に転向・

特にギターのリッチー・ブラックモア在籍時のパープルではクラシカルな様式美を感じるギターソロを弾く「Highway Star」、更に皆さんご存知「Smoke on the Water」のリフ等々…ロックの古典となる名曲をたくさん残しております。

ヘヴィーなブルースを演奏する

Black Sabbathもゼップのフォーマットを参考にハードなロックを演奏するが、

ギターのトニー・アイオミの重たいサウンドに

執拗に繰り返し演奏されるフレーズ(リフ)が

更にサウンドをヘヴィーにさせ、

それがのちに「ヘヴィメタル」の源流となって行った。

のもスゴいですよね!

 

・イギリスのバンド、ブラック・サバスに関しては、また別の記事で随時書いて行きたいのですが…今この場でザッと書くと、

  1. サバスは1stアルバム「Black Sabbath」からヘヴィーでブルージーで、ハードでスリリングなギターソロを聴く事が出来るのですが…何よりもギターのトニー・アイオミのヘヴィーで何度も繰り返されるギターフレーズ(いわゆるリフというやつです)が聴く者を圧倒し、その重たくも執拗に繰り返し演奏されるギターリフが独自の緊迫感を出して聴き手を(色んな意味で)ヘヴィーにさせるという点では、この時点で「ヘヴィメタル」のサウンドは完成されていると考えております。そしてジャケットから漂う不気味でオカルティックなアートワーク…。歌詞の内容も悪魔や黒魔術を思わせるようなオカルト要素を持っていてメタルの歌詞によく出て来る「悪魔が云々」というワードはこの頃から出て来ていたんですよね。とにかく、おどろおどろしくて不気味なサウンドを体感する事が出来ます!
  2. 次の2ndでは、もしかしたらゼップのフォーマットをどこか意識しているかもしれないが、やはりギターサウンドの重さ・バンド全体のゆったりとしたサウンド(当時、ハードロック系のバンドの中ではかなりテンポがゆったりしていて尚且つ重いサウンドを出すバンドはあまりいなかったのでは…?)・そして楽曲の雰囲気がおどろおどろしくて暗いという、当時のシーンではかなり異端なサウンドを作り上げていたと考えております。2ndなら「War Pigs」でそれを体感する事が出来ますし、ボーカルのオジー・オズボーンのユーモラスな歌い方も印象に残るでしょう。「Pranoid」はサバスの中ではキャッチーで疾走感あふれるロックナンバーですが、やはりバンドの動きとアイオミのリフ・オジーのユーモア(?)ある歌声がグッと来ますね。2ndでヘヴィーな楽曲の一つに「Iron Man」がございますので、そちらもぜひ聞いて欲しいです♪アイオミの繰り返し演奏されるヘヴィーなリフは勿論ですが、オジーのあの独特な歌い方と終盤のギーザーのベース演奏・ビルの鬼気迫るドラミングは聴きごたえがあります!
  3. その次の3rdになるとギターのアイオミが指への負担(彼は事故で右手の中指と薬指の一部を失っている)を考え、ギターのチューニングを下げてギターを弾くようになります。アイオミのサウンドは(その当時では)重く歪ませていたので、ギターのチューニングを下げる事により更に低音でドロドロしたヘヴィーなサウンドを鳴らしているので圧倒されます!!

…といった感じで書き過ぎてしまいましたが(汗) 

そのぐらい、サバスというバンドはヘヴィーな音を出す最高のバンドなんですよ!!

サバスがいるから後進のヘヴィメタル バンド(Judas Priest、Iron Maiden、MetallicaやSlayer、Panteraなど…)のサウンドがあるといっても過言ではないかと思います。

ハードロックも勿論最高なのですが、ヘヴィメタルという音楽も素晴らしいバンドの楽曲・作品が沢山ございますので自身のブログで随時書いて行きたいと考えております!

 

などなど、(話が脱線しかけましたが…)

ゼップの音楽と作品は、60年代後半~70年代前半までの

ロックバンドの流れを完全に決定づけるほどの影響力と、そのロックの伝統を築き上げて行く程のパワーがございました。

70年代後半になると周りのハードロックバンドや、更に高度な技術や表現力を持ったプログレバンドの勢いが少し落ちてしまう時期になってしまい、

丁度そのタイミングでアメリカでは高度な演奏を必要としないシンプルなパンク ロック(代表的なのがRamones)が注目され、イギリスでもパンクロックがほんの1~2年でしたがブームになりました。

 

70年代半ばからアメリカではアメリカのハードロックバンドが商業的な成功を収めて行き、

パンクの流れが終息した70年代後半のイギリスでは若手のヘヴィメタルバンドが力をつけ始め、勢いをつけて行く中で80年代に入ると商業的な成功を収める形になります。

80年代に入るとアメリカのメタルシーンでは…英国のサバスは勿論ですが、後進のJudas PriestやIrom Maidenからの影響もあり

尚且つパンクの流れを通過して過激さを増したハードコア・パンクからも大きな影響を受け、それらを取り入れて早いテンポでザクザクとリフを刻む「スラッシュメタル」というメタルがアンダーグラウンドシーンで盛んになり、MetallicaやSlayerなどのスラッシュメタルバンドがメジャーシーンにも進出して後世のメタルシーンやエクストリームな音楽に多大な影響を与える事になります。

 

 

さて、今回は何を書きたいのかと言うと…

「ロックの日」はもう過ぎてしまいましたが、

もう少しだけロックに関して書かせてください!!

最高のロックンロールバンドを書かせて下さい!

というのがテーマでございます。

 

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前置きが長くなってしまいましたが…

70年代の半ばに、最高のロックンロールを鳴らすバンドが出て来ているんです!

よくCDショップのコーナーに行くとHR(ハードロック)/HM(ヘヴィメタル)のコーナーに置かれてしまう事があるのですが…

私の観点で見ると、ハードでヘヴィーな音は鳴らしているが、

ギターのリフやベースのルート弾きそしてドラムのビートは

シンプルなロックンロールそのものなんですよ!

それが

オーストラリアのバンド

AC/DC

です!

yougaku-youga.hateblo.jp

 

 1973年にオーストラリアで結成され76年に世界的にデビューして以来、

オーソドックスでかつシンプルで分かりやすいサウンドを40年以上も鳴らしているモンスターバンドです!!

知らない方に説明する時は「ほら、あのスクールボーイの格好した人がギター弾いているバンドだよ!」って言った方が早いですね(笑)

メンバーの入れ替わり等はあるものの、

ヤング兄弟のコンビネーションは抜群で、

グレッチ一筋の兄のマルコム・ヤングのバッキングと、

SG一筋の弟アンガス・ヤング(スクールボーイの格好してる方です)の熱い

ギタープレイは最高にガツンと来ます。

忘れちゃいけないのはベースのシンプルな8分のルート弾き中心の演奏も楽曲にマッチしていて、ドラムのミドルテンポでの8ビートのプレイも楽曲に必要な要素になって行きます。

40年たってもずっと変わらずに同じロックを鳴らすその姿勢は

ジャンル問わず多くの同業者(バンドマン)の方々からもリスペクトされ、

世界中のロックファンを常に熱くさせています。

 

初期の頃は、ロックンロールなサウンドは勿論でしたがブルージーなサウンドの楽曲も披露しておりまして…

ボーカルのボン・スコットをボーカルに迎えてからはそのパワフルな歌声と

ミドルテンポの8ビートのリズムをバックに、シンプルなパワーコードでのバッキング・シンプルなルート弾き・ロックなギターソロという一種のお約束ともいえるフォーマットを確立しました。

 

ボン・スコットの強烈にパワフルな歌声とアンガス・ヤングのアグレッシブなライブパフォーマンスが人気を博し、

アルバム「Highway to Hell(1979年)」でその人気を確固たるものにします。

しかし翌年Voのボン・スコットが死去。

メンバーは彼の気持ちを汲み、

新たなボーカリストにブライアン・ジョンソンを迎え活動を継続。

そしてアルバム「Back in Black(1980年)」を発表。

これが世界大ヒットし…売り上げがなんとマイケル・ジャクソンの「スリラー」に次ぐヒットをしたと言われております!!

 

「For  Those About to Rock (1981年)」も大ヒットしましたが

その後はドラマーの入れ替わりやセールスの低迷等はございましたが、

それでも確立したロックサウンドをほぼかえる事なく

自分達のロックを演奏し続け、

90年代の「The Rezors Edge」が大ヒット。その後全盛期のドラマーであるフィル・ラッドを復帰させて再ブレイクが始まりました。

2000年代になってもその人気は衰えず、

「同じようなロックサウンドを何年もずっと続ける」という素晴らしいマンネリズムが多くのロックファンを熱くさせて、常に世界中を熱狂させているロックンロールバンドなのです!!

 

しかし2010年代には…というかここ数年メンバーの相次ぐ離脱が信じられない位起こっておりまして…

・リズムギターで、兄のマルコム・ヤングが認知症を患い脱退(事実上ほぼ引退)。

・ドラムのフィル・ラッドが相次ぐ不祥事により逮捕→バンドを解雇

・長年ボーカルを務めているブライアン・ジョンソンが聴覚障害の危険性のためドクターストップ→ライブでのパフォーマンスが困難になる(代役としてヴォーカルに選ばれたのは、なんとガンズ&ローゼズのアクセル・ローズが担当!)

・ベースのクリフがメンバーの相次ぐ脱退・離脱が原因で引退を表明

 

…などなど、ここ数年で「一体何があったんだ?」という位メンバーの脱退が相次ぎ、バンドとしては大変な状況なのですが…

AC/DCの鳴らすロックサウンドはシンプルで分かりやすい・それでいて同じようなサウンドを40年以上変わらず続けている事がロック好きとしては最高なのです!!

日本では海外と比べたらびっくりするほど人気が少ないそうで(洋楽ファン・ロックファンで熱心なAC/DCファンは多いが、それでも世間一般からみると日本での人気は少ないとの事)、この骨太で豪快なサウンド、それでいてシンプルでノれるビートは我々音楽リスナーももっと耳を傾けるべきなのでは?…と感じる事がございます。

 

ハードロック的なギターサウンドも鳴らしているので、

それこそハードロック好きやメタル好きの人でAC/DCを聴く方も多いでしょう。一方でそのシンプルなパワーコードで鳴らすコード進行やシンプルなベースのルート弾き・聞きやすいミドルテンポでの8ビートのサウンドはパンクが好きな方でも抵抗なく聴けるのでは?と感じております。

 

やはりシンプルで良いロックンロールを鳴らすバンドは

ジャンルに関係なく、様々な音楽リスナーから愛されるのかなと考えております。

 

一方でAC/DCのように、

同じロックサウンドを40年以上鳴らし続けていたロックバンドもございました(このバンドさんのCDもよくCDショップでHR/HMのコーナーに置かれておりますが)

イギリスの

Motörhead(モーターヘッド)です。

music-library.hatenablog.com

 

Motörheadはベース/ボーカルのレミーを中心に1975年から2015年のレミーが亡くなるまで約40年間活動しておりました。

激しく歪ませたリッケンバッカーのベースをパワーコードでジャカジャカ鳴らしまくり、ギターもハードなサウンドでギターを鳴らし、ドラムはスピーディーにドカドカ鳴らす…

というスタイルは後進のロックバンドに大きな影響を与えました(Metallicaが大リスペクトしているバンドでもございます)。

そのハードでスピーディーでヘヴィーなサウンドはハードロックというよりかはヘヴィメタルとも捉える事もできますし、荒々しさそのものがパンクロックもしくはハードコアパンクに近いものを感じる事ができるかもしれません。

しかしモーターヘッドの中にある音楽というのは、ロックンロールそのものであると感じます。スピーディーなロックンロール、最高です!

 

リーダーであるベースボーカルのレミーが2015年の年末に病気のため亡くなり

バンドはその活動に終止符を打ったのですが…

レミーのように骨太で爆音スピーディーなロックンロールを40年以上もほぼ同じスタイルで続けていた事は本当にスゴい事だし、何よりもロックだなと感じました。

改めて…

R.I.P. Lemmy

 

 

長くなりましたが、今回の記事は以上です!

70年代の半ばから、

AC/DCやMotörheadのような

骨太で豪快な、常に同じサウンド・スタイルで

40年以上動き続けているバンドがいるんだという事を

どうしても書きたかったのです!

 

ロックはサウンドもスタイルも変化するのがロックミュージックの素晴らしい所ですが、逆に何十年も変わらず同じスタイルを貫いて不変的なロックンロールを続ける事もまたロックなのだなと考えております!

 

本日は最後まで読んで下さってありがとうございました!

次回も宜しくお願い致します!

それではっ!

 

#theabee


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